語彙力練習帳

(ジャ○ニカ学習帳のリズムで)

暑い夏はカーステでダンス

 


子供の頃、ピンクが苦手だった

それはピンク自体が本当に苦手だったのか、

「みなみちゃんにピンクは似合わない」と思われることが怖かったのか、

今となってはどちらでもいいのだけど

 


生まれてこの方ずっと身体が大きくて、

小学校高学年のころは私より背の高い男の子は学年に一人もいなかった

家の中では弟が二人いる一番上のお姉ちゃんだったから、

同い年の友達の中でもお姉ちゃんポジ、なんなら「おかんキャラ」と言われていたような記憶すらある

気が強く、自分でいうのも何だが快活で、声が大きくて(それは今もだろ🫱)

男子とも対等に喧嘩ができて

まぁ、そう、つまり私に女の子らしさなんてなかった

 


「好きな色は___ダヨ!」

平成初期生まれのみんな達にはお馴染みのプロフィール帳では

いつも「青、黒」と書いた

本当に好きだったのか、

「女の子らしくない私の好きな色は青であるべきだ」と言い聞かせてたのか、

これも今となってはどちらでもいいけど

 

 

とにかく他の誰でもない自分自身で避けてきた色、ピンク

 

 

月日は流れて、30歳になった私の携帯電話の中には

ピンクの服を着て楽しそうにしている私の写真がある

大好きな人の隣で、その人とお揃いのピンクのTシャツを着て、

「この世で一番しあわせ!」みたいな顔をしている私を見るともしかしたらピンクも似合うかもしれないと思えてくる

 


今持っているカバンの中に入ってるピンクのTシャツ、

これを着てまた明日大好きな人に会いに行く

ピンクにも、明るくて優しい彼にも似合う笑顔で会いに行けたらいいなと思う

 

 

________________✍︎꙳⋆

 

 

ゆ〜〜〜て別にピンクのこと嫌いとかめちゃくちゃ意識的に避けてたとかじゃなかったけどさ??!

ぼんやりこないだの大阪での写真を見て、そういえば‪……💭‬と思ったわけです

 

 

この話のミソは、ピンクが〜〜ということよりも

「好き」という気持ちで私という人間が変わっていっていることが嬉しいな〜ってところにあって

 

 

とみたんを好きになって、自分の中で変わったことが結構あるような気がしていて、というか、そう思うことがなんかここ最近多くてね!

 

 

たくさんの色の中からピンクを選ぶこともそう、大した事ないように見えるけど私の中では結構「おぉ、」という変化で

 

他にも

 

消去法で決めた自分の住む街、苦い思い出込みでずっとあんまり好きだと思えなかったけど

大阪のこと今は結構好きやねん(これみよがし関西弁)


とか


元々好きなことのひとつだったけど、音楽を聴く時「これは夜の曲だな」とか時間帯で捉えて楽しめるようになった(いつかのカラスタでとみたんが言ってたから)

これまで聴いていた曲がひと味もふた味も違って聴こえること、こんなにも楽しい!

今まで夜と思ってた曲が朝に聴こえることもある、自分のコンディションとかにもよるのかな、興味深〜


とか


圧倒的にカラコンはフチがないハーフ系ばっかり買ってたけど、とみたんをマネしてつけてたらフチありのカラコンも悪くないと思えるようになった(ただし着色直径のこだわり、捨てられない)

倖田來未パイセンこれからもお世話になります


とか


平日の朝、身支度をしている時に7:23の時計が目に入ったら「今日もぼちぼち頑張るかぁ」って気持ちになるようになった(実際頑張るかはまた別の話かも)

朝から好きな人の顔が頭に浮かぶの嬉しいんだ、7月生まれでありがとう


とか


より一層家族を大切にしようと思うようになった

なにかにつけて「楽しまなきゃもったいない」と思うようになった

気持ちはちゃんと言葉にして伝えようと思うようになった(これがまだ難しいとは思ってる、近ければ近い人にほど)

 

とかね!

 

 

キリがない程、MeseMoa.のとみたけというアイドルを推し始めて私の中で変わったところが沢山あって、それが嬉しいな〜という話

見た目も、中身も

行動も、思考も、受け取り方も、伝え方も

 

 

去年は確か、好きな物は変わっても、好きだという気持ちは変わらずに持ち続けた自分に感謝してたので

今年は変化した自分のことを考えてみたよ🧠‪💭‬

 

ty3x3.hateblo.jp

 

 

変わること

変わらないこと

どっちも大事

槇原〇之も歌ってる

 

大事なのは"変わってくこと"

"変わらずにいること"

 

 

この歌好きなんだよなぁ

兵庫の高校を卒業して高知県の大学に進学するために初めて実家を出たとき、この曲が刺さって刺さって

歌詞とは全然違うけど、今日の私も「遠く 遠く」まで来たので久しぶりに聴いたよ〜エモ

 

 

あれ何の話だっけ😄

 

 

________________✍︎꙳⋆

 

 

9/2 イルミラクル大阪公演、私にとってこのツアーの初日

仕事してから会場に直行して友達と話してたらあっという間に開演時間

その日は単番で前から5列目、推しメンがよく来る上手のなかなか悪くない席だったんやけど

そこそこ前のすごい斜めから見上げるようにステージを見ていたこともあり、メンバーがステージにいるタイミングではほとんどモニターの存在を認識してなくてね

やっとアンコールのヨーソロー!のときにパッと上を見たら(遅いよ)


『わからないからこそ行くんだ』


の歌詞が出ているタイミングで

なんかわかんないけどこの歌詞にスパァンって頭撃ち抜かれたような気持ちになった

ヨーソロー!を初めて聴いたとき、歌詞を読んで色んな感情にさせられたけど、このフレーズは特に気にも留めてなかったと思う

 

 

そこからこの歌詞のことをずっと想っていて

そういえばいつからか「どうなるかわからんし」って言葉で色んなことを考えるのを辞めていた自分のことを思い出した

そんな自分を「ダメだな〜」って責めることはしないけど、でも、「わからなくても前に進める自分になりたいな」って思ったりして

 

 

これは変わりたい自分の話

 

 

________________✍︎꙳⋆

 

 

なんかここまで色々文書こねくり回して、もっと私から見た推し達のことを話したいなと思うけど、いつもどうしても自分事として考えてしまう、難しい〜〜

それだけ彼らに自分の人生や生活を重ねてしまっているんだな〜と嬉しい気持ちと「重いよ😰」の気持ちが50:50(ふぃふてぃーふぃふてぃー)

まぁいっか、これも今の私ということでね(投げやり)

 

 

は〜〜〜とにかく今日から北海道!

今着陸したよ〜!(リアルタイム報告)

フリラは仕事の都合で間に合わないので見れないけど、推しが生まれ育った土地に居るという高揚感、去年と変わらず嬉しい〜〜〜!🥰

あっ、6月と8月も飛行機に乗ったおかげで、飛行機に乗るというイベントも慣れつつある、これも推しによる変化だね〜〜!!!🛩(←この飛行機の絵文字すき)

全身全霊全力で楽しむぞ!꒰∪´ɞ̴̶̷ ·̫ ɞ̴̶̷ ꒱🔥❤️‍🔥

 

 

推しメンとの写真のこと先述しましたが、友達と一緒に撮った写真に写る私も、とにかく本当に楽しそうなのが良い◎ イベント後にみんなが送ってくれる写真みていつも思います

なんかひょんなことから急にこの世を去ることがあるなら(あるな)、絶対に遺影はオタクしてる時に撮った写真にしたいねと思うくらいいつも良い顔してるのでよろしくおねがいします(それにしても遺族にこのブログ読まれたくはない、絶対)

現場であまり自分から写真を撮るほうではなかったけど、見返してこんな気持ちになるならもっと積極的にみんなと写真撮りたいな〜と、このイルミラクル期間に思っているので、良かったら一緒に写ってくれたら嬉しいやで🫶

 

 

この週末北海道におるみんなも

他のところにおるみんなも

それぞれサイコーに楽しい週末になりますように💖🤞

ほな!🙌

 

 

A型の血液が不足しています

 

1/28(土)のオンライン特典会前に献血に行ったのでその時の話をします(唐突)

 

その週(というか今もなお)、心も身体も、私平均に比べてあまり調子が良くなくて、

頑張って自分でどうにかしようと試みてみたけど(カラオケに行く、早めに寝る、身体に良くて好きな味のものを食べる等)

なんかちょっとどうしても“無理”で

さらに前日の27日(金)、仕事でもまぁ~~~~~~~しんどくて嫌な思いをしたりなんかして

「明日オン特楽しみ」って気持ちすら湧いてこない事が自分でもショックで

これはもう自分だけではどうしようもないかも、

三者(はっきりとした第二者がいるわけではないけど距離感的な意味での第三者)に優しくされたい……

と思っていた時に昔からずっと大好きなイラストレーター/漫画家のつづ井さんの日々日記を思い出して

今は献血もアプリで予約できるようになっていて、【思い立ったが吉日】を割と信じているタイプなもんだから、すぐアプリを落として会員登録と予約済ませた

便利な世の中、助かる

 

翌日朝起きて、しっかり朝ごはんを食べて、元気な頃から(元気な頃から)ずっと決めていた動物園でのオン特に備えて

メイクとヘアセットを済ませて献血ルームに向かう

寒いけどいい天気で空気が澄んでいて空が青くて、外に出る予定にしててそれだけでよかったと思った

何度も行ったことのあるその街の、初めて足を踏み入れるそのビルには

土曜日だったからか人がたくさんいて

老若男女って言葉を可視化したみたいな空間で自分の番を待ちながら

ここ最近自分の気持ちに影を落としている理由を鬱々と考えては「いけないいけない」と我に返る

 

「前回は2013年ですね、」

と受付のおじさんに言われてびっくりした

ちゃんと記録に残っていたことも、前回から10年も経っていたことも

この受付のおじさんから始まり、帰るまでの間、問診のお医者さん、血液検査の看護師さん、採血の看護師さん、血圧を測りにきた看護師さん、カードの発行やらアプリの連携を案内する受付のお姉さん 等

たくさんの人と話すことになるのだが、

そのたびに「久しぶりなんですね~ ありがとうね~」って声をかけてもらった

私から見れば全然知らない人達なのに、

過去の記録を元に【私のことをほんの少し知ってる人】達に何度も感謝の言葉をもらうのは

不思議な感覚だったけど、嫌な気は全くしない

 

今回は400mlの全血献血だったので、採血の時間はほんの10~15分程

電動ベッドの背もたれをほぼMAXまで倒されて、嫌でも楽な姿勢を取らざるをえない

目の前にはベッドに1台ずつテレビが付けられていて、モモコのOH!ソレ!み〜よ!が流れていた(あまりにも土曜日関西の昼間)

ぼぉっとテレビ画面を見つめながら、ふと前回の献血の時を思い出す

10年前の献血はきっとあの時

 

________________✍︎꙳⋆

 


高知県にある大学に通っていた私はその日、街で1番大きい商業施設、イオンモールに1人で来ていた

理由がなにかは思い出せないけど、多分すごいむしゃくしゃしていた事は覚えていて、必要な日用品やらを買い出ししたあと、ヴィレバンで別に欲しくも何ともなかったはずのニューエラのキャップを衝動買いした

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(あまりにダサい)(どうしてこれを?)

 

金欠大学生にとってはそれなりに値段の張るもので、しかもめったに身につけない帽子というアイテム

レジで受け取り自分のものになった直後の満足感は、その建物を出る頃にはすでになくなっていて

「無駄遣いしている場合じゃないのに」と、衝動的にお金を遣ってしまった罪悪感に塗り替えられてしまった

 

建物を出てすぐの所に献血バスが止まっているのを見つけて吸い寄せられるように近づく

《O型の血液が不足しています》

おっ、私の血液型はO型だ

看板の文字を見ていたら

「ご協力お願いします」と声をかけられた

悩むことなく受付の椅子に座り、必要なものを書いたり提示したり答えたりする

気付けばバスの中の簡易ベッドに寝かされ腕に管が繋がっていた

「なんで献血しようと思ったがー?」

私の腕に針を刺した土佐弁の看護師さんが明るく声をかけてくる

答えに迷っていたら

「若い人が来るの珍しいんよ〜ありがとうねぇ」

とお礼を言われて少し胸がチクッとした

「買うつもりじゃなかったものを衝動買いしちゃって罪悪感すごくて……金欠なのに……なんか良いことしたらマシになるかな〜って……すみません」

正直に話すと、看護師さんは大きな声で笑った

「お買い物ってストレス発散になるもんな〜わかるわかる、謝らんでええんよ〜?どんな理由であれありがたいから」

 

滞りなく採血は終わって、お礼の品(確かその時はカロリーメイトと野菜ジュース)を受け取って帰ろうとしたら

「またお金遣いすぎてモヤモヤしたらおいでね!」

ってまた明るく声をかけてくれた

買ったキャップをどんな服に合わせてかぶろうか、そんな事を考えながら駐輪場に向かった

 

________________✍︎꙳⋆

 

 

そんな事もあったなぁと目を細めていたら

採血が終わったらしく、看護師さんが血圧を測りに来た

三者の大人にちょっとした事で褒めてもらえるのは、少しむず痒さもあるけど、精神衛生にとても良い

 

血圧も元に戻り十分な休息を取って、お礼の品(今回はよく見る市販の1人用の鍋つゆとお菓子、嬉しい)を受け取って、諸々の登録について話を聞いて、献血ルームを後にした

ふらついたり視界がチカチカしたりすることも無く、本当に身体から400mlの血がなくなったのか不思議なくらい変わらない体調で、でも心は少しだけ軽くなって

「オン特、楽しみ!」って気持ちを抱えて動物園に向かった

 

________________✍︎꙳⋆

 

 

体質があるので万人にはオススメできないけど、貧血になりやすかったり血圧が著しく低かったり高かったり体調を崩しやすかったりそもそも💉や血が苦手だったりしなければ、献血、良い🩸

ちゃんと問題ないか事前に問診やら検査してから採血に入るしね、当たり前やけど

自分の血が見知らぬどこかで誰かの何かしらの役に立つかもしれないということ、ぼんやりだけど嬉しい気持ち、ぽかぽかします(綾波?)

(もちろん体質でできなくても罪悪感を感じる必要ない、こういうのは健康な人間に任せて、あなたはあなたの心身の健康を第一に生きるんだよ)

 

罪悪感を拭いたい

心が疲れてただ人に優しくされたい

きっかけがネガティブだし、血を捧げたからといってそれが、万事解決!!ポジティブモードチェンジ!!!とはならないけど、心の軽さに繋がるってことは分かったので、定期的にお邪魔したいなぁと思います(全血なら4ヶ月も開けなきゃいけないことがネック)(成分献血、興味あります)

 

日々生きてたら嫌なこともしんどいこともあって

自分のことも周りのことも大事にできなくなったり

そんな自分にすごい嫌悪感を抱いたり

 

人に優しくするには、自分に優しくできないと、と思ったり

自分に優しくできない時は、人に優しくしてもらいたいと思ったり

 

多分とにかくじっとしてるだけじゃダメだと思った

誰でもいいけど、誰でもよくなくて

でもなにより1人なことが一番よくない

1人だと思うことがよくない

 

え〜〜〜〜〜〜〜ん、がんばろ〜〜〜〜〜

色んなことを

がんばろうね〜〜〜〜〜

 

(突然の投げやりな締め、やめなよ)

________________✍︎꙳⋆

 

 

公園の落ち葉が舞って

飛び方を教えてくれている

親切にどうも

僕もそんなふうに 軽やかでいられたら


(昨年末「軽やか」な人間になりて〜ってこの歌詞に同意してから好きな曲、2023年の私の裏抱負「軽やかに生きる」)

(早速重苦しい日々を過ごしていますが大丈夫ですか)

(大丈夫です)

 

あっ、タイトルで「みみちゃんA型なんや〜」って思って途中で「O型なんかい!」って思った人居たら挙手してください

(A型が不足していたのは今回の献血ルームの話)

 

読んでくれてありがとう

あなたの今日が良い一日でありますように

てかこの先ずっとね〜!

 

365日

 


初めて【推し】という立場の人間の瞳に私が私として映って1年が経った。

 

 

初めてのその時は画面を通してだった。他の誰でもない私だけを話し相手として認識して言葉を発してくれたその日、私は推しに呼んでもらえた自分の名前が世界で一番良い名前だと思った。

 

名前 - 語彙力練習帳

 

________________✍︎꙳⋆

 

 


いわゆる接触会と呼ばれるイベントが恒例なアイドルを推すこと自体初めてだったのだけど、初めてのその日を皮切りに、戸惑いながらもその後のオンライン特典会、対面特典会と申し込み→参加をそれなりに繰り返した。

ライブにも行けるところには出向いて、キンブレを複数本持って一生懸命振った、これも初めての事だった。(ペンライト1本+団扇持ちが普通の界隈に長くいたので新鮮だった)

楽しかった、ずっと、初めてな事も、それが2回目になり3回目になることも、全部全部ずっと楽しかった。

 

 

今年の4月、10周年記念の春ツアーでコロナ流行前ぶりに【推しチェキ】が当たるトレカくじの販売が再開される事になった。

もちろん新規オタクは何が何だか分からない、とりあえずくじで当たれば良い思いができるんだね、ってただそれだけの認識で。

当てたい、当たるぞって何度も口にした、どんな倍率なのかも全然わかっていないのに。

実際それなりに、かなり、とっても高い倍率のものだと、公演が進むごとに感じていくことになる。

 

 

それでも当たるもんだからビギナーズラックってほんとにあるのかもって思う。

しかも私の推しがソロ演目を担当する日で、その日が初めて私が【推しのソロ】を見る日だった。

そんな個人的にかなり大事な日に当たってくれたこと、もう何に感謝していいか分からなくてとりあえずこの時代に健康に産んでくれた母に感謝した。

 

 

この時点で初めてオンライン特典会でお話をしてからまだ半年経っていなかった。

私は時間やお金に融通の効くタイプのオタクじゃないので、勿論そこから開催されていた接触会全部に参加できていたわけじゃない。

オン特では呼んでもらいたい名前の申告があるけど、対面ではそれもない。推しメンから名前を呼んでもらえたことは、初めての対面で名乗ってから一度もなかったと思う。

(名前を呼んでもらえたら嬉しい)という気持ちはあったから、目に見えて名前が分かるものを身につけたり、一緒に見てもらうカンペのようなものに名前を書いておいたりもしていた。それでも名前を呼んでもらえたのは最初の対面とオン特だけで、要するに、推しチェキが当たったその日、『名前を絶対チェキに書いてもらいたい!』という希望と『どのタイミングで名乗ったらいいんだろう……』という不安が少なからず私の中にはあった、(とみたんは私のこと分からないだろうな)と思っていた。

 

 

4人中4番目で回ってきた推しチェキ、初めて見たソロ演目に胸を打たれすぎてボロボロと泣きながらとにかく感動した、よかったよ、ということを伝えて、あまりに涙する私に気をつかったのか、推しもソロ演目の話を沢山してくれた、選曲の理由、悩んだこと、他のメンバーの反応、その曲にかける想い。幸せだった、どこかで他の誰かにも話している事かもしれなかったけど、その日その時、私だけに対して語られた思いをずっと忘れたくないなって思って推しの前でしっかり泣いた。推しは優しい顔をしてた。

 

 

気付くと一度もペンを使わないまま残り時間が少なくなっていた。スタッフさんが残り時間を伝えると推しは少し慌てながら可愛い声で


「でぃあーみなみちゃん」


と言いながら丁寧に【Dear.みなみちゃん】とチェキの左上に書いた。

推しは私の名前を知っていたのだ。

 

 

________________✍︎꙳⋆

 

 


たったの1年だけど、この1年で【私(みなみ)】という人間が自分の事を好きでいてくれてるんだ、って推しに知ってもらえた事は、これまでのオタクとしての人生の中でかなり大切にしたい事実なわけです。

 

 

だから今日、会いに行ってよかった!

 

 

もう名前だけじゃなくて、住んでるところ、好きな物、誰と仲良しか、みなみ以外に名前があること()、色んなことを知ってもらえてるって自信を持って思えることも嬉しい、

ちゃんと【私と推しの時間】は積み重なっているんだなって思えて嬉しいです。

 

 

何度会ってもドキドキするし

何度話しても舞い上がってしまうし

何度名前を呼ばれても嬉しいし

何度だってとみたんって呼びたいと思う、

これからもそんな自分で居たいなぁ。

この先もずっと。

 

 

________________✍︎꙳⋆

 

 


だからといって『もっと私の事知って欲しい』とは思っていなくて、

推しにとって私という人間が【MeseMoa.とみたけの事をすごく好きな人間】として認識されているだけでいいのです。

 

 

私は私のペースで、

自分なりに一生懸命ではあるけれど、

すごい無理なときはきっぱり諦める、

そんな頻度でこれからも会いに行く。

 

 

その先で私を見て、見つけて、「俺のことが大好きな人間がいる!」って思ってくれたらそれより嬉しいことなんて無いのだ。

 

 

そう思ってもらえるようにこれからも何度も伝えるね、

伝わってても何度も何回も、

 

 

とみたん、だいすきだよ!誰よりも何よりもね!

 

 

________________✍︎꙳⋆

 

 

まだ伝えてないよ

今日の分の「大好き」を

未来でも変わらず届けられますように


この世が終わるその日に

明日の予定を立てよう

そうやって生きて、 生きてみよう。

 

Soranji / Mrs. GREEN APPLE

Soranji - YouTube

 

 

 

読んでくれてありがとう!🫶

らぶです!

 

速攻ブルーベリーは効く

 


TDCホールのあのステージを包み込むような座席配置が好きだ

バルコニーから見ると、パラボラアンテナが電波を一箇所に集めるみたいに、その場にいる観客の視線がちゃんと一点に集中してるみたいに見える

でもこのパラボラは確実な一点に視線を集めるほどの正確さはなくて、今日は9つの焦点にそれぞれ視線が集まるようになっているらしかった

 

 

斜め上から見ていたからか、いつもよりしっかり、ほぼブレることなく、9の中の1を目で追っていて、改めて私はこの人の歌って踊る姿がめっぽう好きなんだなぁなんて、他人事のように思ったのがついさっき

 

 

いつだってとみたんのことがだいすきで、とみたんの善いところなんて無限に言えるような気持ちでいつもいる

今日は360°全部すきだなって思った

 

 

後ろを向いている時に見えるうなじと背中が好き

綺麗に刈られた襟足から長い首筋が色っぽい、襟足の真ん中にV字に髪の生え際があるのがかわいい

優しくて、物腰の柔らかさとその場の雰囲気を明るくさせるギャルみを併せ持っている人なのに、背中はしっかり広くて男らしい、特典会やYouTubeの日常・バラエティ動画では時々ちょっと猫背だなと思うことがあるのに、ステージにいるときは常にシャンと伸ばしているそれがプロ意識でも無意識でもかっこいい

 

 

 

横から踊っている姿を見た時の胸から腰にかけての動かし方が好き

ダンスに関して完全に素人の目線しか持っていない私でも女性向けの振り付けが彼にピッタリハマる理由がそこにあるんじゃないかってほんのり分かる(あと首)

 

 

 

前から見た時の視線が好き

短調系の曲で三白眼になるほど睨みつけるような表情がかっこいい、メンバーやファンに向けて注がれる「愛おしくって仕方ない」って思ってそうな優しい眼差しも、客席を楽しませる為に大きく目を見開いたあと無くなってしまうほど目を細めて笑う表情も、全部全部愛おしい

気持ちを込めて目を瞑って歌い上げた後の目を開けるタイミングさえも、彼が歌を生業としていることが当然の事だと思えるくらいベストで、今日はそこがモニターに抜かれたりして鳥肌が立った

 

 

私の脳みそは何かを覚えておくことに関して人より劣っているので、細かくどこでだれが何を何故どのようにどうしたかという5W1Hをいつもなかなか思い出せないから、これらをどの曲のどのタイミングで思ったかは、さっきの今なのにもう分からないけど、好きだなって思った気持ちの部分だけは忘れたくないな、忘れたくないです

でも例え忘れても何度も思い出させてくれるので大丈夫だな、そういう信用?信頼?が推しメンにめちゃくちゃある

 

 

これからまだまだ何個も何回もこういう気持ちに気づける事、あまりに生きる希望、誰かを好きだと思う気持ちで私はまだまだ前に進めるなぁ、って重たいキャリーバッグを引きずりながらヒールで痛くなった足をまた前に踏み出して家に帰る

 

 

毎日いっぱいいっぱいありがとう

今日の1番のありがとうは

ステージに居てくれてありがとう

 

 

 

最後に一言

D○Cの速攻ブルーベリーは効きます🫐

 

お疲れ様でした🌱

次の現場もみんなで笑顔で会おうね!☺️

 

 

とあるオタクの誕生秘話

 


タイトルの構文にザワした皆さん、同世代ですね(固い握手)どうもこんばんは。

ちなみに、8月23日のKARASTA配信にて、「only my railgun」を披露する私の愛しい推しメンが見られますので、ぜひアーカイブ視聴してください!

とみたけ未フォローの方はぜひフォローもお願いします!!!

https://karasta.net/profile/ks68791073

 


 

今日は、大好きな季節がもう終わろうとしている今、ふと思い出した記憶のおはなし。

 

 

 

________________✍︎꙳⋆

 

 

 

遡ること16年前の或る秋の日、中学一年生だった少女Mはその日、どうしても家に帰りたくなかった。

少女Mというか、まぁ、私なんですけど、、、

 

 

家が嫌いだったわけではない、むしろその頃は所属していたバスケ部の先輩と折り合いが悪く、放課後は部活に行かずそのまま家に帰りたい、と毎日思っていたほどだ。

だけどその日は嫌いな先輩の嫌味も、いつも機嫌の悪い顧問の怒号も、しんどいだけのランニングも何てことなかった。

その日その時の私の頭は、「どんな顔で家に帰ろうか」ということでいっぱいだった。

 

 

 

________________✍︎꙳⋆

 


 

さて、今これを読んでくれているのはみみみのTwitterフレンズ=DDのオタクだと思うのだけれど、みんなは(DDに限らず)オタクになった時、一番最初に何をしましたか?(ここでの"オタク"の定義はそれぞれに任せるとして)

 

 

 

私は手紙を書きました。

ファンレターじゃなくて、お母さんに書きました。

 

 


________________✍︎꙳⋆

 

 

 

その前夜に意を決して書いた手紙を、学校へ行く直前に母親に渡した。

なんて言って渡したかはもう覚えていない。顔も見ずに「読んで」と伝えサッと渡して家を出たと思う。

「なにぃ~?!急に~?!怖いわ~」という母親の声を背中で聞きながら家を出た。

 

 

手紙の内容は以下の通りだ。

 

最近、小学校からの友達Hちゃんに教えてもらった関ジャニ∞というジャニーズのアイドルが気になること、

今度の12月に新しいCDが出ること、

Hちゃん曰く予約しないと手に入らない初回限定版についてくる特典のミサンガ(青色)をどうしても手に入れたいので買って欲しいこと、

CD屋さんで予約できるらしいので連れて行ってほしいこと。

 

 

こんなことをわざわざ手紙に?と思うかもしれないけど、あの日の私はとにかく必死で、悪い意味でのドキドキを胸に感じながら、一言ひとこと、何度も書き直しながら書いた。

 

 

私が18歳まで過ごした田舎町には中学生が一人で行けるようなCDショップはなかった。

親に車で連れて行ってもらうか、日本で一番運賃が高いと言われている地元のバス(片道20分程度の場所に行くのに500円以上かかる)に乗っていくしかなかった。

当時うちはお小遣い制ではなく、遊びに行くたびに必要な分のお金をもらって遊びに行っていたのだが、私はそれまでやましいことなく健全に健やかに育っていた子どもだったので、嘘偽りなく目的地や用件、誰と一緒かを都度伝えてお金をもらっていた。(強制ではなく自然に自主的に)(偉いね…)

そんな当時の私が、この時ばかりは、口頭で小遣いをねだる事ができなかった。

 

 

つまり何が言いたいかっていうと、

ジャニーズのCDを予約するためにお金をもらうこと=アイドルを好きになることが、当時の私の認識下では、というか、私の認識する母親にとっては、あまり「良くない事」だと思っていた。

 

 

 

なぜこう思うのか、理由は明確だった。

私の母は当時(というか今も尚)、アイドルはおろか、俳優や歌手、スポーツ選手など所謂【有名人】を好きになり、その動向を追いかけるということをしたことが無い人だった。

 

 

 

毎週金曜日の夜、ミュージックステーションがテレビで流れているのが定番だったのだが、ジャニーズや女性アイドル、バンドのパフォーマンスに番協(ファン)が入ることが、コロナ前まではよくあったのが懐かしい。

「今夜は○○人のファンの皆さんの前でのスペシャルステージです!」という女性アナウンサーの言葉に合わせて「キャーーー!」という黄色い声援と共に、一瞬映るファンの姿を見て母は、

 


「わからんわ~」

 


と毎度言葉をこぼした。

きっと『そこまで熱狂的になる気持ち』がわからない、という意味だったと思う。

 

 

 

嫌味で言っていたわけではない、と今なら理解できる。

趣味、嗜好、人それぞれ。自分の好みや考えの範囲外のことはいつだって誰だって「わからない」はずで、母はそれをただ口に出しただけだった。

だけど、当時、その黄色い声援を浴びるその人たちを新しく好きになった13歳の私にとって、その「わからない」は「キャーーー!」という声を上げる理由全てを否定するような言葉に聞こえたのだ。

 

 

 

「言えるはずがない」

Hちゃんの家でライブDVDを見せてもらっていることも、

学校帰りに町の本屋でアイドル雑誌を立ち読みしていることも、

歌番組にジャニーズが出ていたらこっそり凝視していることも(こっそり凝視という矛盾)。

ただ、そうは言ってられない欲が生まれて、それを満たすためにどうしても言わなきゃいけなかった。お金が必要だった。中学生の自分は無力だと思った。

ない頭で考えた末に、私はペンを取った。

 

 

 


________________✍︎꙳⋆

 

 

 


こんな日に限って、近所に住む友達がことごとく捕まらなかった。

一緒に帰る友達がいれば、暗くなるまで公園で喋り尽くして、帰る時間を遅らせられるのに。

1人で時間を潰せるような場所もない、まっすぐ家に帰った。

 

 

 

いつもなら、弟たちと共同の子ども部屋にカバンを放り投げて、夕飯前にも関わらず、おやつがないか冷蔵庫を漁るような中学生だった(食べ盛りの健康優良児で笑う)。

だけどこの日はそのいつも通りを過ごすにはあまりにも足が重かった。子ども部屋で立ち尽くして考える。

「どうしよう」

どうにもならないのに。

子ども部屋にいるだけあって、どうしようもなく子どもだった。

 

 

 

ただ、思春期真っ最中育ち盛りの身体は正直なもんで、こんな時にもお腹は鳴る。

やむなく母の居るリビングへ向かう。

 

 

 

「ただいま~」

なるべくいつも通りの声色を意識して声をかけるも、母の顔を見ることが出来ない。

「おかえり~」

恐らくテレビの方向を向いているであろう母の声、いつも通りで少しホッとした。

 

 

 

「そのまま行く?」

続いた母の声に驚き、思わず顔を上げ「どこに?」という言葉が口をついて出る。

TSUTAYA行くんちゃうの?」

『そのまま』の意味が『制服のまま』ということだと時差で気付く。

 

 

 

10分後、母が運転する車はTSUTAYAがある隣町へと繋がる堤防沿いの道を走っていた。

制服を着たまま、嬉しい気持ちを抱えた私を助手席に乗せて。

 

 

 


________________✍︎꙳⋆

 

 

 


今年の4月、MeseMoa.春ツアーの初日公演にお母さんを連れていった。(私の誕生日を祝う旅行がてら、と銘打って、『ついてきてもらった』というのが近いけど。)

私が所謂"アイドルオタク"になって約16年、会場の外まで送り迎えをしてもらったり、物販列に一緒に並んでもらったりしたことはあれど、公演に一緒に入るのは初めてだった。

 

 

 

会場に入って、コロナの影響で一つ開けだったけど、隣の座席にお母さんが座った時、この秋の日の事を思い出した。

もしあの日、お母さんがCDの予約をするのにTSUTAYAに連れて行ってくれなかったら、手紙を読んで「アホらしい」って言っていたら、今こうして私は楽しくオタクできてなかったかもしれないって思うと、感謝の気持ちが込み上げてきて、実はこっそり少しだけ泣いた。

 

 

 

もし仮に今日までにアイドルオタクをやめていたとしても、【好き】って気持ちを大切にできる大人になれていたと思うし、私も自分以外の大事な誰かの【好き】の気持ちを大切にしたいなって思った。

 

 

 

まぁ例え親が許してくれなかったとしても、何かを好きになる気持ちって自分以外の誰にも止められない、って知ってるから、私のお母さんがそうだったとしたら逆に反骨精神ですげぇやべぇオタク()になってたかもしれないけどね!!!(タラレバ言い出したらキリないからこの辺で)

 

 

 

結果として、生のMeseMoa.を見てもお母さんはイルミィにはならなかったけど、

終演後「(ライブ)どうやった?」って聞く私にお母さんは「あんた含めオタクのみんなが楽しそうにペンライト振ってるの見て泣きそうになったわ」って言って笑った。

 

もうあの日の「わからない」だけのお母さんじゃないことがめちゃくちゃ嬉しかった。

 

 

 


________________✍︎꙳⋆

 

 

 


そんなこんな(どんな?)で私、今、北海道に居るんです。

人生で初めての北海道!寒くてすごい!(バカの感想でごめん)

なにかはっきり分からないけど、嬉しくてあったかい気持ちが胸に込み上げてるなうなんですけど、

 

 

 

とみたんのこと好きになってなかったら、今日こうして北海道来てないんだな~って思って、どんどん遡ってくと、オタクになったあの日の事を思い出して。

色んなことが重なって、今日が、明日の現場があるんだなぁってね!

そんな気持ちでまとめてみました。

 

 

 

あの日お母さんが許して(という言葉が適切かちょっと不安だけど)くれたことから始まって、色んな「○○で良かった」の積み重ねで今があるってことを常に忘れずにいたいです。

 

 

 

仕事頑張ってきて良かったな

今日健康で居られて良かったな

あの子と仲良くなれて良かったな

とみたんを好きで良かったな

 

 

あの日の私へ

自分の力で大好きな人に会いに北海道まで来れるようになるよ。

好きな物は変わっても、好きって気持ちは忘れないでくれてありがとうね!!!

 

 

チケット代や交通費が払えるのも、平日こうして休ませてもらえるのも、日々の自分の頑張りのおかげであることは間違いないので、そこはしっかり自分を褒めてあげるとして(偉いぞ~!!!)、

自分一人じゃどうにもならなかったことや、自分だけだとここまで楽しくなかっただろうなって事が沢山あったオタクとしての16年だったから、これから先も、今の自分がこうして楽しく居られる全ての要因にちゃんと感謝して、次の現場を楽しみにできるオタクでいたいです!います!!!

 

 


________________✍︎꙳⋆

 

 

ひとりで生きていたならば ひとりで生きていないから
愛しさ込み上げるほどの「大切」に出会えたんじゃないか
こだわって生きると 今一度 言い切るよ
原動力はずっと ひとりで生きていないこと

 


ひとりで生きていたならば / SUPER BEAVER

 


https://youtu.be/mipJGUpG1xI

 

 

 

 


あなたが居てくれてよかった。

そこのあなたです🫵(だから指をさすな)

読んでくれてありがとう⋆꙳

 

 

福岡 2022 夏

 

 

6月末の19:30ってこんなに明るかっただろうか

 

 

夏がすぐそこまで、というか、

片足突っ込んで、とういうか、

もう頭の先までズブズブに夏、

そんな暑い気温の中、

7年振りに訪れた遠い街で、

すきが溢れて笑って泣いた。

 

 

本当に本当に毎日毎日ずっと考えてる、

推しのこと、推しグループのこと。

見つけたあの日から、好きになったあの日から、

毎日ずっとだ、飽きることも無く。

 

 

だけど始まりの【あの日】と決定的に違うことは、

このずっと考えていることを、

色んな種類の「すきだ」という気持ちを、

最近生まれた「寂しい」という気持ちを、

話す相手がいること。

共感してくれる人がいること、

一緒に笑える人がいること、

一緒に泣ける人がいること、

友達がいること。

 

 

きっと当たり前じゃない、

普通に生きてたら出会わない【あんたたち】に出会えたことがこんなに嬉しいんだ

って、福岡に来てまた思い知ったよ。

 

 

推しに呼ばれる「みなみちゃん」がどうしようもなく好きやけど、

あんたたちに呼ばれる「みみちゃん」も最高に大事でだいすきな私!

いつもありがとう、みみちゃんで居させてくれて。

 

 

これからもずっとずっと仲良くしてほしいな、って願いながら、

だいすきなあんたたちの顔を思い浮かべながら、

さすがに暗くなった窓の外を見て、またポロッと泣きましたとさ。

おしまい!(最後に照れちゃった)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「とみたんのおかげでだいすきな友達が沢山出来たことが本当に嬉しい」

って伝えたら

「それは自分(私)が頑張ったからだよ」

って笑って言ってくれたけど、

言葉を詰まらせた私を見て

「でも(俺を)好きになってくれたから出会えたんだもんね」

って、言ってくれて嬉しかった、

私があなたをすきでいる事が伝わってるのかな、って嬉しかった。

すきでいられて本当に嬉しいってことが伝わっていればいいな、って思った。

 

 

私たちずっと仲良しがいい

ずっとずっと

彼らもずっと仲良しでいてほしい

ずっとずっとずっと

殺生石セッション

 

 

死ぬほど褒めて?

 

 

春ツアー最終日の明日、新曲『カラメテ』のMVが公開される。

すごくすごく楽しみで、きっと良いものだと確信を持っていて、

そして、だけど、ほんの少しの、本当に本当に数ミリの🤏寂しさを感じざるを得ないオタクがここに一人。

 

 

私は、殺生石セッションが好きだ。

 

 

________________✍︎꙳⋆

 

 

 

2021年8月上旬、MeseMoa.を知り、転げ落ちるようにイルミィになった。

誰かに勧められた訳じゃなく、偶然見つけて、自発的に漁って、どんどんのめり込んでいった。

1ヶ月程経った頃だったか、自分の中に黒い気持ちが湧き上がってきたことに気付く。

「あぁ、やっぱりな」と、自分でも思った。

【新規オタクコンプレックス】を抱えためんどくさいオタクが出来上がっていた。

 

 

「どうしてもっと早く見つけられなかったのか」

そればかりが日に日に募っていく。

大好きなはずなのに、それとおなじくらい悔しい気持ちが大きくなっていった。

好きになった最初なんて、せいぜいSNSを追うことと、YouTubeで動画を見ることくらいしかできなかった訳だが、

YouTubeはMVとバラエティ・企画系動画しか見れなかった。

過去のライブ映像、厳密に言うと、オタクの皆様が映っている、声が入っている映像が見れなかった。

ちょうどその頃、確かLOVE BLOODが延期になった事で、公式が過去のライブ映像を連日アップしていたのだが、見事に全部、私は見れなかった、なんなら今も見ていない。

 

 

なんとなく自分で分析するに、

「当時、この会場で、この衣装で、こういう演目をやった」

という客観的事実に関しては全然見られるというか、むしろ知りたい気持ちがあるのだが、

「そこに自分が居て(リアルタイムで見ていて)どんな気持ちになったか」

という主観を知る事ができない事がどうしてもしんどかった。どれだけお金があったって(まぁないのだが)、過去には戻れないから。

 

 

自分でもこんな風になりたい訳ではなかった(そりゃそう)。

でも、こうなってしまった以上、どうにかするしかなくて。

【オタクでいること】なんて誰にも強制されることではなく、自分以外の誰の為でもない選択だったので、自分が気持ちよく見れるものだけ目を通して楽しんでいたし、そして何より自分の心の為に、「一人でオタクをしていよう」と思っていた。いわゆる自衛だ。

 

________________✍︎꙳⋆

 

 

2021年9月24日、LOVE BLOODファイナル 中野公演で、推しの初の単独センターシングルの発売が発表された。

あんなに歌もダンスも上手くて、ステージ映えする、アイドルになるために生まれてきたみたいな彼が、まだシングルでセンターをした事がなかった事に驚いた。それすらも知らない新規オタクだった。

ただ、ファンになって一番最初に出るシングルが、推しの初めてのセンター曲という事がほんのり嬉しかった。

ほんのり、この時は。

 

 

10月23日

ジャケット写真が公開される。

直ぐに待ち受けに設定して毎日何度も眺めた。

 

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11月6日

リリース日前日、30秒のティザーが公開される。

母親を連れて大阪観光していたのだが、見事にティザーに気を取られ、移動中の車で永遠に「死ぬほど褒めて?」〜「善き哉」を流した、大音量で(笑)

 

 

リリイベは行けなかった。

予定が合わなかったからというのが1番ではあったが、

まだこの時MeseMoa.の現場での遠征経験も無かったことも原因の一つだった。

 

 

11月11日

YouTubeでMVが公開される。

当日の午前に、20時からプレミアム公開されることが公式から発表され、そこから仕事が手につかなかったのを覚えてる。

何としてでも早めに家に帰ってやること済ませて万全の状態で待機してやるという強い気持ちがあり、定時上がりした。

 

 

MVを見て、ボロボロ泣いた。

なんというか、自分でもめちゃくちゃ大袈裟だと思った。でも止まらなかった。

強く、美しく、儚い推しがそこに居た。

何度繰り返し見ても、とみたんを見ていた、ずっとずっと。

この曲のセンターはとみたんにしか出来ないと思ったし、そんな曲のセンターをこんなに立派に務めあげる推しが誇らしかった。(おま誰である。)(薄桃推しだが?)

 

 

2時間近く、ずっとずっと繰り返し見て、その内、これまでずっとうっすら自分の気持ちにかかっていたドス黒い雲みたいなものが消えているのに気づいた。

 

「この曲に出会って、この曲がより一層私にとって特別な一曲だと感じる為に、きっとあのタイミングでMeseMoa.を見つけたんだ。」

 

本気でそう思った。

他の人からすればあまりに無理やりな こじつけ やんけと思われるかもしれないが、私は今でも本気でこう思っている。

2021年の夏、結成10年目の彼らにこのタイミングで出会えて良かったと初めて思えた日だった。

殺生石セッションに一人のオタクが救われた。

 

 

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⬆️3時間後にはそれなりにチョケれてて草

 

 

そこから【新規オタクコンプレックス】は随分とマシになった。(完治はしていないが)(完治て)

「一人でオタクをしていよう」と思っていた私にも、今では沢山のイルミィ友達ができた。

古参も新規も関係なく、色んな友達とお揃いの気持ちで彼らに向き合うことが出来ていることがこんなにも幸せだと、つい最近春ツアーで感じたばかりだ。

 

 

________________✍︎꙳⋆

 

 

2022年3月5日

カウコンで発表された『烏合の衆』『アワアワ』そして『殺生石セッション』の発売記念フリーライブの最終日、私は会場である愛知に居た。

正直申し込みの時のことを全く覚えていなくて、多分きっと本能で「行かなきゃ」と思って、翌日の特典会のチケットを取っていた。

 

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リリースから4ヶ月、公式・メンバー・コロナ禍前からのオタクの皆様曰く、ようやく本来の(というにはまだ少し遠かったかもしれないが、今できる最大限それに近い)形でリリース記念イベントを開催することができ、センターを務めた本人が使った【昇華】という言葉通り、回を重ねる事にその華麗さと儚さは増していたように思う。

(もちろん全通はできなかったけど、動画撮影OK会場が多く、各地のイルミィさん達のおかげで色んな角度からの殺生石セッションが見れたこと、本当に嬉しかった。撮ってくれてアップロードしてくれた皆さんに最大限の感謝を!!!)

 

 

3月6日

フリーライブの翌日、対面特典会。

特典会に関して、殺生石セッションはリリース当時に開催できていた為、厳密には『烏合の衆』と『アワアワ』の為の特典会だったわけだが、どうしてもこの日とみたんに伝えたい事があった。

殺生石セッションに一人のオタクが救われた】という話と、その事へのでっかい感謝の気持ち。

我ながら「くっっっっっそ重くて草」という気持ちはあったが、でももうこれを伝えるタイミングはここしかないと思った。もうすぐ10thシングルが出ることが決まっている、殺生石セッションの一区切りがここだと思った。やらない後悔はしたくなかった。

 

 

涙を堪えるが故に詰まりながらになってしまったが、私の話を優しい顔で頷きながら、時にリアクションを取りながら、聞いてくれた。

リリース当時配信があった豊洲PITでのリリイベで語っていた、殺生石セッションという楽曲の攻めたスタイルと、そのセンターを務める事へのプレッシャーや公開することへの不安、だけどそれがどんどん自信に変わっていったという話を改めて丁寧に話してくれた。

 

 

🐰「これからも(殺生石セッションを)大切にしてあげてね」

もちろんだ、ずっとずっと特別で大切な一曲。

 

 

________________✍︎꙳⋆

 

 

とは言ったものの、わかっている、彼らは常に「過去最高」を叩き出して来ていること、

『カラメテ』は最高のシングルになる。

春ツアーで既に楽曲とパフォーマンスを見て、「あ〜〜好きだ〜〜〜!!!」となっている、何度も何度も。

それに、きっとその後の11thも12thもずっとずっと素晴らしいものを見せてくれる、聞かせてくれる。そういう確信を持てるグループだ。

だから、「殺生石セッションが特別」過ぎて、他の楽曲を受け入れられないとか、そんなことは1ミリもないし、新しいシングルが楽しみじゃないなんてことは天地がひっくりかえっても無い、ということだけは補足させてほしい。

実際、カップリングの『Majesta』なんかは完全に私の好みど真ん中ストレートに刺さっている。早くスマホで毎日聴きたい聴かせてくれェ……(『カラメテ』も『きっと、ずっとね』もめちゃくちゃ良い、かなり良い、死ぬほど良い)

 

 

好きな曲はこれからも更新されたり増えていくだろうが、『殺生石セッション』が私の【特別】であることは変わらない。そういう話がしたかった。

(【特別】な曲、の話をすれば今回の春ツアーでもう一曲増えたんやけど、これはまた改めて)

 

 

春ツアー初日の愛知で、5月4日に新曲MVを公開します!と発表されてから、絶対今日までにちゃんと殺生石への気持ちをまとめておきたくて打ち込み始めたけど、泣かずにここまで来れたことに自分でも驚いている。

自分の中で既に一区切り付けられているのかな。よかった!

 

 

長々とした自分語り乙、

といった感じではあるが、ここまで読んでくれたあなた🤲へ、ありがとう!!!!!!!!!

 

 

善き哉